株式よりも安心? 小口で不動産投資ができる『REIT(リート)』って実際どうなの。

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誰でも、不動産投資ができる?


トヨタやホンダのような会社の株式と同じように、株式市場で売買ができる不動産投資。


それが、REIT(リート)です。



証券会社に口座を持てば、だれでも不動産のオーナーになるチャンスがある。


小さいものだと、数万円から投資できる銘柄もあるため、小口で投資できる。


借金も必要なし。


そして、その本質が不動産賃貸目的の投資であるため、高い分配金利回りが狙えるという特徴があります。



分配金や配当金といった、インカムゲイン収益狙いの投資家にとっては、ぜひ検討したい投資先の一つです。



REIT(リート)は株式より安定している?

REIT(リート)は、不動産投資だと言われる。

実際には、複数の不動産を保有し運営している一つのファンド(投資信託)です。

本当は、不動産投資ではなく、『不動産投資信託』と言います。


不動産投資は、よく「ミドルリスク・ミドルリターン」などと言われています。

株式投資よりリスクが小さく、債券よりはリスクが大きい。

しかし、リターンは株式よりは小さいが、債券よりは大きなリターンが狙えると言われています。

なにもわからない人にとっては、「ちょうどいい感じの投資先なのかな」と思うこととでしょう。

そのためか、多数のREIT(リート)に投資をしている投資信託は、人気の投資信託になっているようです。


しかし、ミドルリスク・ミドルリターンの希望とは違い、実際には株式以上のリスクがあるようです。

REITの値動きは、普段はおとなしいものですが、○○ショックといった相場の大変動時になると、株式の平均的目安とされる株価指数よりも大きく変動する傾向がみられます。


値動きの安定性は株式みたいなものだが、安全性は高い?

REITの値動きは、株式と同等もしくはそれ以上だと思って投資した方のが良さそうです。

しかし、REITには、不動産という資産でできているという安全性の高さが、株式とは違います。


REITには、従業員というものがほとんどいません。

また、REITの資産は、ほとんど不動産です。

有価証券としての値動きは仕方がないけれど、中身はやっぱり不動産投資のようです。


中身が不動産投資なのなら、不動産という現物資産があるわけなので、REITの価値は不動産の価値によって担保されていると言えなくもない。

要は、値動きは株式以上に大きいが、価値がゼロになる恐れは株式ほどではないってことです。

値動きを一切気にしないことができるなら、REITは、悪くない選択肢なのかもしれません。

しかし、株式市場に上場していて、値動きを気にしないというのは、ほとんど不可能に近いでしょうね。


現実のREITというのは、決してミドルリスク・ミドルリターンの投資などではなく、むしろハイリスク・ミドルリターン。

また、価値がゼロになることはほとんどないので、ハイリスクであっても、やり方次第ではうまく投資できる可能性もある。

不動産の価値というものに関して、多少なりとも詳しい知識を持っている人には、おすすめかもしれない。

しかし、世間で思われているほど、初心者にも向いている投資先かというと、若干疑問に思うところもある気がします。



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