ときどき耳にする儲け話。これは、どうすればいいんだろう?

恐るべし儲け話!
資産運用をしてるなんて言うと、高い確率でやってくる『儲け話』。
私が耳にしたことのある『儲け話』には、「ビットコインで投資ができる投資先、毎月数%のリターンが!」というのがありました。
また最近では、「当社に投資をすれば、FXや仮想通貨などをシステムを使って運用し、月20%近い分配金が受け取れる」なんて話を聞きました。
こういう『儲け話』は、「絶対ウソだよ。」なんて思いながらも、どこか気にしている。
人は、胡散臭い儲け話にとても弱い。
もし、『儲け話』を持ってきた人が、「私も絶対ウソだと思って投資したんだけど、本当にお金が入ってきたんだよ」なんて言えば、「本当だったらどうしよう」なんて思ってしまう。
きっと人には、「楽して儲けたい」「手っ取り早く儲けたい」という心理があるのでしょうね。
そして、そういう心理に付け込んでくる人は、結局、詐欺だったりする。
しかも、この手の詐欺は、「絶対ウソだと思うけど」という心理さえ利用している。
結果的に投資をした人が損することになっても、「ウソだと思ってたんだ」と考えるから、損失を取り戻すのをあきらめるのが早い。
そして結局、逃げられる。
胡散臭い儲け話が来たらどうする?
結論から言えば、「相手にしない」が正解です。
しかし、相手も百戦錬磨、信じさせようといろんなことを言ってきます。
それでも「信じない」「相手にしない」を貫き通さないといけない。
よく、「そんなに高い利回りが実現できたら、みんながお金持ちだろ」とか、「そんなに儲かるなら、自分一人でやればいい」などと説明して、『儲け話』を信じるなという人がいる。
でも、そんな単純な説明で『儲け話』を信じないで済むなら、誰も引っかからない。
この世界には、常に、いろんな『儲け話』がどこかで生まれている。
それほどに頻繁に出てくるのには、「胡散臭い」というものを超えた、人の心を操る何かがあるのでしょうね。
そもそも、投資とはリスクを取ること。
リスクとは、予測できないことです。
胡散臭いと思っていた話が、本当である可能性もゼロではないかもしれない。
リスクを取らなければ、投資にはならない。
だから、「こういう胡散臭い話でも、試しにちょっと乗ってみるか」という姿勢も、間違いとは言い切れない。
あなたはお金持ち?
はっきり言えば、『本当の儲け話というのは、お金持ちの所に行く』だそうです。
つまり、その儲け話が来たという事は、「あなたは、お金持ち?」ってことですね。
どうでしょうか?
お金儲けの話は、お金を持っている人から順々に流れていくのが、世の理のようです。
なぜなら、儲け話を持っていく人も仕事ですから、たくさんのお金を投資してもらいたいはず。
そう考えると、多くの人からちょっとづつ集めるよりも、一人のお金持ちから大金を投資してもらった方が簡単です。
『儲け話』をお金のない人にお願いしているという時点で怪しいわけです。
『儲け話』があるかないかじゃない。
『儲け話』をもらったあなたが、その『儲け話』に見合った、「お金持ちなのかどうか」ってことです。
もし仮に、お金持ちでない人から『儲け話』が来たのなら、その話は十中八九、詐欺だと思います。
それと、その投資商品を売ってお金持ちになったという人から来た『儲け話』も、まず間違いなく詐欺です。
この記事へのコメント