「資産運用、何から始めたらいいですか?」に対するFPとしてのアドバイス。

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まずは、投資資金100万円ためる!

資産運用のコツは、コツコツと積み立てるように資産額を増やすこと。

つまりは、貯金することが、資産運用のスタートです。

すでに、貯蓄癖がついている人はいいけれど、そうでない人は、まず貯蓄癖をつけることから始めることが一番です。


貯蓄癖をつけるために、計画的に貯金を行うことから始めてみませんか?

当面の目標としては、100万円。

月5万円貯金できると、約2年。

貯蓄の仕組みづくりと、貯蓄癖が身につくまでの期間としていい感じじゃないでしょうか?


貯蓄の癖がついたら、後は簡単なものです。

投資・運用と組み合わせることで、自然と資産が増えていくようになるものです。


投資資金を貯めながら、投資の勉強をスタート

投資資金を貯めている期間に、同時に投資の勉強も一緒に行っていきます。

投資では、知識と知恵があるかないかで大きな違いがでてくるものです。


投資では、儲けようとするよりも、失敗を回避することを強く意識した方が上手くいきやすい。

著名投資家のウォーレン・バフェットも、「大きな間違いを避けられるならば、投資家がやらなければならないことなど、あとほんのいくつしかない。」ということを言っていたそうです。

そして、失敗しないためには、「基本」を学ぶことが重要です。

運動やスポーツでも、大切なのは「基本」。

「基本」は大きな間違いを避けるための、重要なスキルになってきます。

ところが、投資や資産運用では、この「基本」を身につけることなく、試合を挑んでくる人が多い。


投資資金を作りながら、一緒に投資の「基本」を学ぶ勉強をスタートするといいのではないでしょうか?


投資の勉強はどうやって?

残念ながら投資の勉強できるところというのは、それほど多くない。

その結果、投資の勉強の多くは、本から学ぶことが多くなります。

要は、「本を読め!」ってことですね。


それと、ただ本は読むだけでは、なかなか上達しません。

やはり、経験と知識の入れることを同時にすると、成長が早くなると感じます。

最近では「ポイント投資」なんて言う、超少額で投資が疑似体験できるサービスも増えてきました。

その疑似体験を利用して、経験を積んでみるのもありだと思います。


ポイント投資には、投資信託に投資するタイプのものと、個別の株式銘柄への投資を体験できるタイプのものがあります。

お薦めは、個別の株式銘柄への投資を体験できるタイプのものです。


投資信託タイプだと、その商品自体で投資のイロハが完結されてしまっているため、正直学びが少ないと感じます。

どうせポイントなんだからと、ゼロになってもいいぐらいの気持ちで、なんでもかんでもチャレンジしてみればいいと思います。

いろんなことをやればやるほど、経験が多くなる。

そして、「基本」に忠実に行うことでのメリットに気づいたりもする。

とうぜんデメリットにも気づくかもしれない。

でも、そういったものを含めて、だんだんと自分流の投資スタイルが決まってくるものです。


運動やスポーツでも、みな同じ型で競技をしているわけではありません。

「基本」から始めながらも、最終的には、自分流の型というものを持つようになってくるのではないでしょうか?

投資や資産運用でも同じことです。


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